目立たないが不思議な形の花たち

コチャルメルソウ

ユキノシタ科の植物。奥の院では参道脇などの湿った場所によく見られる。チャルメルとは、実の形が楽器のチャルメルに似ていることからついたと言われている。この花類は、独特な匂いを出し1種類の昆虫を呼び寄せる事により受粉をして貰っているみたいだが、花の形もその事に由来しているかもしれない。

ヒメフタバラン

 ラン科の高さ10cm程の小さな植物。ランの花の特徴は左右対称。左右対称の花はありそうで、中々無いみたいです。時として、数株から数十株の群落をつくるが、その様は森のこびと達が踊っているみたいです。非常に少ない植物ですので、見つけても採取せずに見守ってあげて下さい。採らずに撮ろう!